あみあみ オクタケース コーナータイプ レビュー

 オタクじゃないです、オクタです。昨年、あみあみから発売されたショーケースシリーズ「オクタケース」 フィギュアケースにしては数少ないコーナータイプが用意されており、ちょうど設置するスペースを用意することが出来たので購入・組み立てをしてみました。

組み立ての難易度は高く、2人以上での作業は必須

 梱包はフレームとガラス・アクリルの3梱包で到着。まず組み立て説明書が解りにくい。サイズ違いの同形状パーツが沢山あるのに、一行目からパーツのサイズ(M)と(L)を間違えた誤字が有るなど混乱を招きます。フレームの固定位置はレール上にペンか何かで引かれた線を目安に止めるなどアナログな部分も多数。固定パーツが堅くて付属工具では締め切れない部分も気になります。

 説明書内に「Web上にて、組み立てポイントを公開しておりますのでご覧ください」と有るのですが、書かれているURLに行っても商品説明しか見当たりません。結局、苦戦しながらも友人と2人で1時間半程掛けて組み上げました。フレームを4面まで組んだ後に中板や棚板をはめ込む必要が有るので、いくら力とスペースがあっても、1人で完成させるのは難しいと痛感しました。

全体的に品質は荒く、コーナータイプという以外は低評価

 他に自分の所持しているケースが「超ブキヤケース」しかないので、比較対象は少ないですが、全ての面において劣っているという印象です。前述した組み立ての手間・解りにくさは最初だけなので許容できますが、各パーツの作りも安っぽいと感じます。ガラス・アクリルは梱包時点でラップのような物で保護されていましたが、ラップの跡が全面に残っているので、1枚ずつ拭き直す必要がありました。この為だけにガラスクリーナーを購入した余計な出費付きです。

 コーナー設置や連結可能と言う点は他に無いメリットですが、連結の関係で側面はアクリルはめ込み式の固定。可動するのは前面ガラスのみとなります。写真で見るよりも前面部が狭いので、2枚のガラスによるスライド式は重なっている部分が目立ちます。スライド受けは、位置を合わせて両面テープを使って貼り付けるようになっているので、見るだけならともかく、実際に組み立てた本人としては、どうしても安っぽい印象を拭えません。超ブキヤケースでも組み立てを手伝って貰った友人も同意見でした。

 特に価格が安いという訳でも無いので、コーナータイプや連結用途で使う場合を除いて、同価格を出すならブキヤケースの方を勧めたいです。ちなみに背面ミラーを選んだのですが、コーナータイプの場合ミラーが二枚L字に配置される関係で色々と映り込みます。気になる人や、写真を撮る方はコーナータイプでも背面ホワイトが良いでしょう。

まだ中身がスカスカなのは飾りたい商品が届いていないから

 飾る予定なのは「ディアブロ スタチュー」 この商品を飾る為だけにケースを新調したと言っても間違いではありません。上段は棚板を使わず広く使って限定版パッケージとスタチューだけを飾る予定です。